塗装・色止め
塗装・色止め
ルアー作りの中で、一番大変ですが楽しい作業、塗装です。
塗装には筆塗り、缶スプレー、エアブラシ等やり方はいろいろありますが、私はエアブラシを使っています。
道具のなかでは少し値段の高い物ですが、一つあると筆やスプレーでは出来ない自分でも
驚くような塗装をすることができます。
これからたくさんルアーを作ろうと考えている人は
持っていたほうが便利な道具です。
塗料は模型に使う「Mr.カラー」というものを
使っています。
それでは塗っていきましょう。
まず、アルミと下地の堺を消すために、背中と腹にシルバーを吹き付けます。
一度よく乾燥させてから、“色止め”を行います。
色止めとは、セルロースセメントはコーティングした時に下地を溶かして固まっていきます。
その時いっしょに色が溶けるのを防ぐために、薄めたセルロースを吹付け、膜をつくってやる作業です。
ウレタン仕上げの場合はセルロースほど気をつかわなくてもいいようです。
この作業でこれまでの下地作りの良し悪しがでてきます。
そして、一箇所にたくさん吹付けない事、よく乾燥させる事、色止めをしっかりする事等コツを覚えて
いきましょう。
きれいに、滑らかに塗れた時は感動しますよ。
塗装が済んだら一日乾燥させ、色止めをくり返し行います。
セルロースにディッピングしても色が落ちない自信ができるまでやった方が良いです。
私は何度も早くディッピングしすぎて、失敗しています。
ここを乗り越えて、ディッピングを数回行うとピカピカになります。