一段落つきました
一段落つきました
豪雨災害からあっという間に10日が過ぎようとしています。
まだ方付けも終わらない家が何件もありますが、4日ほど前、
一息入れようと、近所の方たちとバーベキューをしました。
災害時にはみんなで声をかけ合って、避難や後かた付けをしたことで、
近所付き合いの大切さを実感しました。
周りの人やボランティアの方々も含め、力を貸してくれた事にも感謝します。
そんな中、市の職員さんたちもたくさん来てくれたのですが、
肝心の市長の顔を見ることはありませんでした。
後から聞いた話だと、3日目の月曜の夜に少し来ていたらしいです。
この地区は市が造成して販売した土地です。
売った本人ならもう少し気にかけてくれてもいいのでは?
そして、災害の元になった川は県の工事の真っ最中で、
それが原因の一つでは?という声も多くでています。
しかし県の人は、一番被害が大きかった家に2日前くらいに初めて来たそうです。
市役所に書類を取りに行った時、隣で被害の相談をしている人がいました。
職員の声が少し聞こえてきたのですが、
「今回の災害は小規模ですので、床上浸水でお見舞い金が1万円でる程度です」
なんでも災害認定の規定があるそうで、それによると今回は小規模の災害なんだとか・・・。
家を直すのに1千万円かかる人もいます。
家の他に車を3台ダメにした人、電化製品全滅の人、福祉住宅のお年寄り・・・。
ある老人は私に、「何も役にたてなくて、手間ばかりとらせて申し訳ねえ・・・」
なんて言っていました。
そんな人たちに『小規模の災害』なんて言えるのでしょうか?
県や市に全責任をとってくれなどと言うつもりはありませんが、
少しはこの後も安心してこの町で暮らせる対応をしてほしいものです・・・
・・・と、被害を受けた側からするといろいろと不平不満がでてきますが、
文句を言ってばかりじゃしょうがない!
そろそろ仕事も再開できそうですし、元気にやっていこうと思います!