往復50kmの苦行・・・さらにアクシデント!
往復50kmの苦行・・・さらにアクシデント!
お盆も明けて渓流釣りも最後の追い込みシーズンに突入しました。
今回はイマジンさんと以前よりの夢、奥地ブッ込み釣行を実行しました!
朝5:00、車止めからMTBをころがし出します。
最初の2~30分だけ軽い上りが続くのですが、全体的にはそうきつくない林道です。
これから向かうパラダイスに期待が膨らみ、休憩時間も惜しむほどの勢いで上り続け
最初のチェックポイントまで2時間30分で到着しました。
ここまでこられるか不安もありましたので、まずはここで歓喜の雄たけびです(^^)
そこからさらに1時間上っていきます。
途中、岩から染み出る命の水で喉を潤し、顔をあらいエネルギーを再注入。
・・・・そしてようやく目的地に到着・・・・・疲れ果てました。。。
ここまでで十分な達成感を感じてはいましたが、気力を振り絞り入渓しました。
しかし、減水プラス数年前の災害の爪あとが残る渓からはなかなか魚信が伝わってきません。
入渓、1時間・・・・・
二時間・・・・・・
三時間・・・・・・・・・
いくら上っても川の景色が変わりません・・・
そしてようやく最初の1匹(最後の1匹でもある)とご対面!
浅瀬でのヒットでなかなかすばらしいファイトをしてくれたのですが、
よく見ると体がいびつです。
イマジンさんにもそんな魚がヒットし、どのような状況でこうなったのか気がかりです。
この辺で入渓地点へ戻り、そのまま最初のチェックポイントまで一気に下りお昼にしました。
最近はまっている山カレー。
ケトルタイプのなべを新調しました。
腹も膨れて、さあ午後の部といきたいところでしたが
もうくたくただし夕立など、山では何がおこるかわかりませんので
はやめに帰路へつきました。
車までは15kmの道筋です。
帰りは乗っているだけですから楽チン楽チン。
緑のトンネルでは顔に当る風も涼しく、これまでの苦労が一気に吹き飛びます。
・・・・・と、快適に飛ばしていたのですが・・・・
ボ・ボ・・ボコ・・・ボコボコボコ!!
車まであと6kmの地点でした。
今までの快適な林道コースが地獄への道筋にしか見えなくなってしまいました・・・・。
それでも歩いていくしかありません!
イマジンさんにも付き合ってもらい気をとりなおしてスタートします。
しかし、1kmも歩くと疲れがドっとでてきました。
ワープ航法を使うことにしました。
これはMTB、歩きを交代しながら下っていく航法です。
ここで私が自転車小僧だった頃に培ったスーパーテクニック
自転車屋さんがお客さんへの納車の時につかう運び方を駆使し距離と時間を稼ぎました。
おかげさまで2時間以上かかるかと思われたところを1時間ほどで下ってくることができました。
去年パンクした愛車とのツーショット。
最近の私たちの釣行は自分の体だけでなく、この相棒たちにも過酷な条件だったようです。
振り返ってみればこの日は釣りをしたっけ!?という感じの1日でしたが、
釣りよりもこの過酷さに快感をおぼえてきてしまっている私達です。