バックパックの中身
今回は荷物が増える釣行のためいつもより大きめのバックパックを準備。
その際、いつものバックパックの中を整理しましたが・・・
これらは常に携帯している持ち物です。普段の釣りでは使わないものばかり。
この他、食料、水、財布・車のカギ・ライト等を小物入れに持っていきますので
釣り道具意外でかなりの重さに。
何かあったら!と入れている内にバックパックのポケットを占領してしまう量に
なってしまいました。
今回もそれらを担いでの釣行ですが、朝起きたら思いがけず晴れていたので
急遽目的地を変更し9時からの遅スタートになってしまいました。
目的のポイントまで約2時間ほどの歩き。
まずは、車止めからたった1kmを自転車で。
最初の堰堤を越えると・・・
炎天下の河原を延々と歩かなくてはいけません。
時折吹き付ける小さな沢からの天然クーラーの冷たい風や、
夏らしく大きく茂った木々の影で温泉のように噴出する汗をぬぐいつつ
目的地に向かって歩き続けます。
ここへ行くときは登山靴で歩くのですが、
途中、川を渡らなければいけない場所があります。
そんなに深い場所ではないので以前登山靴のまま渡ってしまいました。
ずぶ濡れの登山靴はかなり歩きづらく大後悔。
次はそこの場所だけ釣りの靴に履き替えたりもしましたが、めんどくさい!
そして考えたコレ。簡易防水ビニールシューズ。
ビニール袋を靴の上からはいてガムテープで固定しました。
簡単すぎて水が少し入ってきてしまいましたが、無事渡渉完了!
またバックパックにひとつ入れておく物が増えてしまいました。
そしてようやく川の音が近くに聞こえてきました。
まだ釣れるポイントまでは少しあるのですが、まずは水の感触を確認がてら
顔を洗いここまでの汗をひと流し。疲れが吹き飛ぶ瞬間です。
さあもう一息!
いつもは朝はやく出て釣り始めは8:00くらいなのですが、
この日は遅スタート。もう11:00を過ぎています。
そこでおにぎりを食べながらシューズを履き替え、釣りをスタート。
最初はフライで!
前回良く釣れたフライを試すと、よく見えません。
前回の渓ではあんなにはっきり見えたのに、渓の岩の色や光の量でだいぶ
変わるんですね~。
見えやすい白のEHCにすると途端の反応がでて、
10分に1匹ペースで釣れ始めました。
「今日はフライのみで爆釣、ツ抜けか!!」
と欲がではじめたとき、急にバラシ、ライン切れの連続です。
光加減と水流の変化でフライが見えなくなり、ロッドを立てたら魚がついてた
という状況が増え、しっかりフッキングできずバラシてしまいました。
偶然釣れた魚を最期にフライ終了。
おにぎりを食べながらルアーを準備。
そしてやっぱり得意なものでは想像以上の釣果がでます!
あいかわらずここのイワナは美しい。。。
夢中で釣っているうちに時間が進んでしまい16:00をまわって
しまいました。
ヨレヨレの私のヒザではもうこれ以上遅くなると明るいうちに戻れません。
名残を惜しみつつ登山靴に履き替え下山しました。
すると今回、不思議とヒザ痛が起こりません!
バックパックには痛み止めの座薬まで準備してありますが、
今回は必要ないようです。
予想到達時間内で最後の堰堤が見えてきました。
そして、そこを過ぎるとコレが威力を発揮します!
たった1kmの自転車はこのためのものです。
いつもここまで帰ってきて最後の1kmが死ぬほど辛く、
それを回避するためにわざわざ準備してきました。
もう車まで漕がなくても到着できます。
車に戻ると親子3代、2泊でキャンプを楽しんでいた方から
冷たいお茶を差し入れしていただき、一気に飲み干し体力回復!
最期にいつもの温泉へ。
しかし着替えのシャツを忘れて汗まみれのシャツをもう一度着て帰宅。
使わないものならバックにたくさん入っているのに、
こういう忘れものはよくするんですよね~(^^;)
バックパックの中のイザという時のための道具を使う事なく
無事に帰ってこられた釣行でした。