氷点下 氷の世界2(カメラ救出!)
家では嫁と子供たちがちょうど起きてきたところでした。
もう少し寝ていてくれればよかったのにと思いつつ、竿とリール、針金、10m以上のひもを探します。
「そんなものなにするの?」と不思議がる嫁に、
「川に落としたカメラを回収するためだ」とは言えません!!
「撮影の道具・・・」とわけのわからぬ返事を返しました。
現場に戻り、ひもに針金(カーテンを吊るやつ)を結び、さらにバスロッドのラインに結びました。
そして、川の中を覗きこむと、先ほどまでは暗くて見えなかった三脚が確認できます!
慎重に操作すると、一発で三脚を回収することができました・・・・・・が、カメラが付いていない!
現場
さらによく見てみると、スイッチが入った状態のモニター画面を発見!
ルアーで引っ掛けようとしましたがムリです。
そこで、ひもで水深を計ってみると50cmぐらいです。「しかたがない・・・下まで降りて入水しよう・・・」
ウエーダーを履き、コンクリートの壁を降りていきました。
水門のすぐ下ですので、急に深くなってはいないか不安です。
一歩一歩確かめながらカメラに近づいていきました。
水はヒザより少し上くらい、流れはきつめです。思い切って手を突っ込みカメラを拾いあげました。
救出の瞬間です!上空を見上げ、ホッと一息。その後すぐ歓喜の叫びをあげました。
水門の向こうはこんな景色
カメラは大丈夫でしょうか!?
私のカメラは5m防水です。高いところからの衝撃が心配でしたが、何ともありません。
よかった~!慎重に降りてきた壁をよじ登り、その場から立ち去りました。
今回は、水深が浅かったこと、カメラが防水だったこと、救出道具がすぐに揃ったことなど
幸運が重なりました。水も案外温かかったしね!
それもこれも私がいつも水辺で遊んでいたおかげです。
みなさんもこんな時に備えて、釣りでも始めて水辺の環境に慣れておくといいですよ。
さあ!カメラも戻ったことだし、次は山の方へ行ってみるとしますか!・・・・つづく。