~山頂晴れて~

Yahoo!ブログより

サインポール

床屋にあるクルクル回転する3色看板、サインポール。

よく、赤は動脈、青は静脈、そして白は包帯を表している・・・なんて云われています。


看板の由来にはいろいろな説があるようですが、有力と言われているのが「瀉血(しゃけつ)」説。

これは、昔の理容師が外科医を兼ねていて、瀉血(しゃけつ)という患者の静脈から血を少しだけ

抜き出す治療を行う際使っていた赤い棒に、傷口に巻いた白い包帯を店の軒先に干していたものが、

原型になった・・・という説です。


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うちの店先でも開店以来14年間クルクル回っていますが、中の蛍光灯が切れてしまったので

交換作業を行いました。


普通、蛍光灯の交換なんて簡単な作業ですよね。

サインポールの場合、全体をバラさないと出来ない、手間のかかる作業なんです。


部品を一つずつ外していき、ようやく古い蛍光灯を外すと「バキッ!ボロボロボロ・・・」

蛍光灯を差し込む部品が壊れました・・・。


バラバラのまま置いておくわけにはいかないので、応急処置で何とか電気が点くようにし、

元の形に組みなおしていきました。

すると、今度はモーターのところの線がプチッ!と切れてしまいました・・・。


これも何とか動くようにはしましたが、14年も雨風にさらしてきたものです。
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そろそろ寿命かもしれませんね~。
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イメージ 2


理容器具のカタログを見ると、最近では写真のように「赤白青」以外のサインポールもあるんです。

「こんなのもなかなかキレイでいいな~」と思いつつ、値段が頭を悩ませます・・・。

モーターと蛍光灯だけのこんな単純な機械ですが、2mくらいの高さの物で10万円以上するんですよ。


でも、床屋のシンボルマークがボロボロではいけませんよね~。

近いうちに変えないといけないかな~?


こんな「赤白青」以外のサインポール、ってどう思いますか?