アルミ貼り1
アルミ貼り1
うろこ模様を付けたアルミを貼ります。
材料ですが、私は普通のアルミ箔を貼る技術がないのでタバコ銀紙かアルミテープを使います。
タバコ銀紙は、タバコの箱の中でタバコを包んでいるあれです。
紙の表面が細かいウロコのようでいい味がでます。
まず、紙の裏側にルアーの型を写します。
ルアーの背中とお腹のアールのきつい所はシワになりやすく難しいので、私はボディの横部分にしか
貼っていません。
そのため、型はルアーと同じか、少し小さいぐらいにとっています。
型を切り抜き、ルアーのボディの片面にラッカー薄め液を筆で塗ります。
こうする事で、ボディのセルロースの表面が溶け、のりの変わりになるのです。
銀紙をボディに置き、ルアーの中から外へ指の腹を使い静かにしわが出来ないように貼り付けていきます。
始めのうちは難しい作業ですが、いくつも作るうちに短時間でキレイに貼れるようになりますので、
練習してください。
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浮力テストをいつ行うのか?という質問をいただきました。
作り始めの頃は・・・
1)バルサにウエイトを入れた時に輪ゴムで仮止めをした常態で1回
2)両面接着後、型を作った時
この時はまだ防水していませんのですぐに水を吸ってしまいます。
次の作業に入るにはよく乾かさなくてはいけません。私はドライヤーで乾かしてしまいますが、
本当は一日位置いたほうがいいようです。
ここでは真直ぐに浮くか見ています。
横に倒れるようなら下部を削り(前から見て逆三角形になるような感じ)、
頭が浮くなら前部を尻尾が浮くなら後部を削ります。
私は最近はいつも同じ場所にウエイトを入れていて、様子が分っているのでこの作業はしていません。
はじめのうちはウエイトを入れる位置と、重さ、数をメモしておきました。
3)一度、セルロにディッピングした後
ここで細かい調整をしています。
私のルアーはゆっくり沈むタイプと、フローティングがあります。
沈むタイプもこの時はしっかりとは沈みません。
塗装、コーティング、フック等の各部品が付くと沈むようになります。
浮いている2つはコーティング中の物。沈んでいるのが完成品。
全部、沈むタイプの物です。