てんとう 指変形
てんとう 指変形
昨日お伝えしたとおり、今年の私の渓流釣りは終了いたしました。
今年も色々なハプニングにみまわれましたが、
最後の最後に今年最大のハプニングが待っていました。
最終日、目標としていたキレイな木曽ヤマトをゲットし
あとは渓を楽しんで帰ろうと、逃げ惑う子魚を手づかみで魚を獲って遊びながら最上流へ上り詰めました。
このところの雨不足で水量が少なくなっていて、こんなヤマトがかんたんに掴めるのです!
川の水もほとんど無くなってきたあたりで、
イマジンさんの後につき下りはじめてすぐにハプニングが起こったのです。
どういう状況でなったのかよくわからないのですが、
何でもない場所で前のめりに転倒してしまいました。
右手に持っていたロッドをすばやく放しすぐにその手を石の上につくと激痛がはりりました。
「折れた!!」
瞬間的にそう思い、指に目をやると・・・
(グロ画像なのでモザイク処理をしました)
右手中指の先が変なほうを向いていました。
「やっべ~!明日の仕事はどうしよう・・・!」
「嫁から釣り禁止令がでてしまう!」
と色々な不安が頭の中をかけめぐりましたが、とりあえず下山して病院へ行く事にしました。
1時間ちょいの下山中、見た目とはうらはらにそれほど痛みがありません。
「これはもしかすると脱臼しているだけかもしれない!」
そんな希望的観測を胸に、病院へ駆け込みました。
受付窓口で
「転んで、こんなんなっちゃいました!」
受付の事務のおばさん、
「はーい、てんとう、指変形ね♪」
なんか、かるい!?(汗
そこでイマジンさん一緒にまっていてもらっても悪いので、
「どこかで釣ってくれば」と言うと、ホントに釣りに復帰!しかもツ抜けで!
その間私は1時間30分の順番待ちで、待合室では軽い熱中症のような症状まででるしまつだったのですよ!
あっ、でも診察代5,000円貸してくれてありがとう!
ようやく診察の順番がきて、レントゲン写真を見るとキレイに関節が外れていました。
「これをはめなきゃいけないけど、麻酔はどうする?」
はめ込みは一瞬で終わるけどすぐに入らない場合は痛い。麻酔は注射が痛い。
究極の選択!?
麻酔を選び、指の付け根に2箇所注射針が1cmほど入っていくのでした。
はめ込みは一瞬で終了。
後はシップでもしておけばいいけど、念のためということでアルミの板でかるく固定をし、
病院を後にしました。
家に着く頃にはそれも外し、麻酔が切れてきて少し痛くなってきましたが、
釣り禁止令がでては困るのでなにくわぬ顔ですごしました。
一夜明けハレがでてきたものの、幸い数日でなんとかなりそうです。
最後の最後、痛い思いをしてしまいましたが、
今年も十分渓流釣りを楽しむことができてよかったです。
けれど、来年以降は今まで以上にケガや事故に注意した釣行にしないといけないなと
あらためて思わせられた出来事でした。